高市経済安保相 勉強会立ち上げ “閣僚の議連参加はほかにも”

高市経済安全保障担当大臣は、自民党内に自身が勉強会を立ち上げたことをめぐり、党幹部から現職閣僚の対応として疑問視する声が出ていることについて、閣僚が同様の議員連盟に参加しているケースはほかにもあり、指摘はあたらないとの認識を示しました。

高市経済安全保障担当大臣が先週、自民党内に「国力」を強化する方策を検討するためとして勉強会を立ち上げたことをめぐり、党内には来年秋に予定される総裁選挙への足場固めではないかとの見方もあり、世耕参議院幹事長は「現職閣僚がこういう形で勉強会を立ち上げるのはいかがなものか」と指摘しました。

これについて、高市大臣は、20日の記者会見で「私は現職閣僚としてたくさんの議員連盟に入っているし、役員を務めているものある。ほかの閣僚も同様だ」と述べました。

高市大臣は19日、旧ツイッターの「X」にも世耕氏の発言を念頭に「岸田内閣で閣議決定した『国家安全保障戦略』に記された理念を掘り下げる事を目的とした議員連盟だ。現職閣僚が担務外の政策を同僚議員と一緒に勉強する事の何が悪いのか、意味がわからない」と投稿しています。