ソフトボール JDリーグ トヨタが初の年間チャンピオン

2028年のロサンゼルスオリンピックで追加競技で採用されたソフトボールは、2年目を迎えた「JDリーグ」の年間チャンピオンを決める「ダイヤモンドシリーズ」の決勝が行われ、トヨタがビックカメラ高崎に2対0で勝って初の年間チャンピオンに輝きました。

ことしで2年目を迎えた「JDリーグ」は、16チームが東地区と西地区に分かれて戦い、19日は、埼玉県朝霞市で行われた年間チャンピオンを決める「ダイヤモンドシリーズ」の決勝で、初の年間チャンピオンを目指すレギュラーシーズン西地区1位のトヨタと、2連覇を狙う東地区1位のビックカメラ高崎が対戦しました。

トヨタは1回、3番の原田のどか選手がレフトにソロホームランを打って1点を先制しました。

7回には5番の下山絵理選手が、日本代表で長く活躍するビックカメラ高崎の2人目、上野由岐子投手から18日の準決勝に続く2試合連続のソロホームランを打って、貴重な追加点をあげました。

トヨタは東京オリンピックで日本の金メダル獲得に貢献した22歳、後藤希友投手が5回から登板して得点を許さず、2対0で勝って初の年間チャンピオンに輝きました。

ソフトボールは2028年のロサンゼルスオリンピックで追加競技で採用され、東京大会以来、2大会ぶりに実施されます。

記者会見でトヨタの後藤投手は、「挑戦者という気持ちで戦った結果が優勝ですごくよかった。東京オリンピックを経験したからこそ、ロサンゼルス大会でももう一度同じ思いをしたい。自分自身がその舞台に立てるように今後も取り組んでいきたい」と意気込みを話しました。