男子ゴルフ国内ツアー アマチュアの杉浦悠太が優勝 史上7人目

男子ゴルフの国内ツアーの大会は宮崎市で最終ラウンドが行われ、日大4年の杉浦悠太選手が通算12アンダーで逃げきり、男子ツアーで史上7人目のアマチュア優勝を成し遂げました。

2位と4打差の首位でスタートした杉浦選手は、前半でスコアを1つ伸ばしましたが、後半は11番でダブルボギー、続く12番でもボギーをたたき、一時、後続との差が2打差に縮まりました。

杉浦選手はこのあとパーでしのぎ、パー4の16番で第2打をピンのそばにつけバーディーを奪って突き放し、最終の18番もバーディーで締めました。

杉浦選手はバーディー4つ、ボギー2つ、ダブルボギー1つのイーブンパーで回り、通算12アンダーで逃げきり、50回の歴史を持つこの大会で史上初のアマチュア優勝を達成しました。

男子ツアーでのアマチュアの優勝は史上7人目です。

杉浦選手は今後、プロに転向する考えを明らかにし「メジャーを勝っている選手がいるなかで優勝できて本当にうれしい。まずは、プロとして1勝目を挙げることが目標です」と話していました。

3打差の2位には賞金ランキングトップの中島啓太選手と蝉川泰果選手が入りました。

4年ぶりに国内ツアーに出場した松山英樹選手はスコアを伸ばすことができず、通算5アンダーで10位でした。