全国各地に伝わる獅子舞集う 伝統的な舞を披露 埼玉 白岡

全国各地に伝わる獅子舞が集い、伝統的な舞を披露する催しが埼玉県白岡市で開かれました。

この催しは、埼玉県白岡市で獅子舞の伝統や文化を伝える博物館の館長が毎年、開催しているもので、白岡市小久喜の会場には埼玉や京都、鳥取から招かれた6つの団体が集まりました。

このうち、春日部市から参加した「赤沼の獅子舞」は、秋の豊作を祈って神社の例大祭で奉納されるものです。

獅子が笛や太鼓の音にあわせて舞い踊り、弓の間を豪快にくぐり抜けると、大きな拍手が送られていました。

また、京都の中堂寺六斎会は去年、ユネスコの無形文化遺産に登録された「風流踊」のひとつ、「京都の六斎念仏」を披露し、逆立ちなどのアクロバティックな動きに会場からはどよめきが沸き起こっていました。

獅子博物館の高橋裕一館長は「参加してくれたみなさんの協力で無事、開催できました。多種多様な獅子舞を多くの人に見て頂きたいというのが目的なので、それが果たせたのはよかったです」と話していました。