この中で萩生田政務調査会長は、物価高が続く現状について「中東情勢を考えれば原油の値段が下がる見通しは厳しく円安もある。いろいろな補助制度は永遠に続けられるものではなく、物価高を超える給与を支払ってもらえれば社会全体で『よい物価高』になる」と指摘しました。
そのうえで20日から補正予算案の審議が始まる経済対策について「一気に勝負をかけて正しい賃上げにつなげる努力をするのが私たちの経済対策だ。『給付のほうが早い』など、いろいろなことがあるが、じわじわと社会全体で賃上げのムーブメントを立ち上げていく努力をしたい」と強調しました。

自民 萩生田政調会長 “経済対策で賃上げの流れ作りたい”
自民党の萩生田政務調査会長は金沢市で講演し、20日から補正予算案の審議が始まる経済対策によって、社会全体で賃上げの流れを作りたいと強調しました。