幹まわり日本一の大くす近くで秋祭り 秋の味覚を味わう 鹿児島

日本一幹まわりが太いクスノキの近くで秋の味覚などを味わう鹿児島県姶良市の「大くすどんと秋まつり」が開催され、多くの人たちでにぎわっています。

「大くすどんと秋まつり」は、幹のまわりが24メートル余り樹齢1500年と推定される日本一大きなクスノキがある姶良市蒲生町で秋に開かれる催しです。

大くすがある蒲生八幡神社の近くにある小学校の校庭にはおよそ40の出店がならび、地元で生産された野菜のほかその場で焼いたお餅などが店頭に並び、訪れた人が味わっていました。

また地元の子どもたちによる郷土芸能の和太鼓なども披露され、会場を盛り上げていました。

会場には地元の人たちが祭りのシンボルとして五穀豊穣を願って作った、高さ7.5メートルもある巨大なかかしも設置されました。

70代の男性は「とうもろこしを12個買いました。にぎやかでいいですね」と話していました。

孫と訪れた60代の女性は「久しぶりに祭りにきましたが、きのうより暖かいですし楽しいです。元気な孫に振り回されてます」と話していました。

「大くすどんと秋まつり」は19日午後3時まで開かれ、まつりの本部によりますとおよそ1万人の来場を見込んでいるということです。