日本全国の離島の魅力を紹介する催し 東京 池袋

全国にある離島の美しい自然や独自の文化、特産品を紹介して、島の振興につなげようという催しが東京 池袋で開かれています。

この催しは国土交通省などが毎年開いていて、ことしはおよそ150の島が参加しそれぞれ、美しい自然や独自の文化、それに特産品の紹介を行っています。

このうち、東京の離島を紹介するコーナーでは、伊豆大島の伝統的な衣装の着付け体験のほか、島の観光や移住に関する相談を受け付けていました。

また、新潟県佐渡島を紹介するコーナーでは、世界文化遺産への登録を目指す「佐渡島の金山」から持ち込まれた、重さ7.8キロの金塊を直径8センチほどの穴の空いた箱から取り出す体験が行われ、参加者たちは列を作って楽しんでいました。

訪れた40代の男性は「島が好きなので毎年このイベントに参加して、次はどこの島に行こうか決めています。いろんな文化が知れるのでとても楽しいです」と話していました。

日本離島センターの森田朋有広報課長は「子どもからお年寄りまで、さまざまな年代の方に来てもらい、島の魅力を知ってほしいです」と話していました。

この催しは、19日午後5時まで池袋サンシャインシティ文化会館の2階で開かれています。