国際

ロシア 来年の予算案可決 3分の1近い国防費は日本円で約18兆円

ロシアの議会下院は来年 2024年の予算案を可決しました。このうち国防費は、ことしの当初予算の2倍以上に膨らみ、予算案全体の3分の1近くを占め、ウクライナに対する軍事侵攻の長期化を見越したものとなっています。

ウクライナ情勢をめぐってウクライナ軍の海兵隊は17日、南部ヘルソン州のドニプロ川東岸に部隊が上陸し、数か所に拠点を築いたと明らかにしました。

ゼレンスキー大統領もSNSにこの作戦に参加したと見られる兵士らの写真を投稿し「前進するわれわれの兵士たちに感謝する」と述べました。

こうした中、ロシアの議会下院は17日、来年2024年から2026年までの3年間の予算案を賛成多数で可決しました。

このうち来年の予算案では、国防費は10兆8000億ルーブル、日本円でおよそ18兆円でことしの当初予算の2倍以上に膨らみました。

また、予算案全体の3分の1近くを占め、ウクライナに対する軍事侵攻の長期化を見越したものとなっています。

ロシアの新聞RBKは国防費がしめる割合が初めて社会保障費を上回ったと伝えています。

シルアノフ財務相は先月、議会下院で議員に対し国防費は兵士の給与や戦車など兵器の購入、それに軍需産業の近代化にあてられると説明しました。そのうえで「国の防衛能力を強化するためのもので、われわれの最優先課題だ」と述べました。

最新の主要ニュース7本

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

特集

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

スペシャルコンテンツ

一覧

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

ソーシャルランキング

一覧

この2時間のツイートが多い記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。

アクセスランキング

一覧

この24時間に多く読まれている記事です

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。