新型コロナ “患者数は5類移行後に減少続くも対策を” 厚労省

新型コロナウイルスの全国の感染状況は11月12日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が2.01人で、前の週の0.82倍となっています。厚生労働省は「患者数は5類移行後減少が続き、今週も最も少なくなったが、例年、冬は感染が拡大する時期であることから今後も対策を続けてほしい」としています。

厚生労働省によりますと、11月12日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から2124人減って9941人となりました。

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は2.01人で前の週の0.82倍となりました。

前の週から減少が続くのは10週連続となります。

都道府県別では、多い順に
▽北海道が5.87人
▽長野県が5.0人
▽山梨県が3.39人
▽岐阜県が3.01人
▽愛知県が2.79人などとなっていて、
40の県で前の週より減少しています。

11月12日までの1週間に全国およそ500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は816人で、前の週と比べて258人の減少でした。

厚生労働省は全国の流行状況について「患者数は5類移行後減少が続き、今週も最も少なくなったが、例年、冬は感染が拡大する時期であることから今後も対策を続けてほしい」としています。

1医療機関当たりの平均患者数(都道府県別)

▽北海道は5.87人
▽長野県は5.0人
▽山梨県は3.39人
▽岐阜県は3.01人
▽愛知県は2.79人
▽青森県は2.78人
▽岩手県は2.62人
▽栃木県は2.46人
▽群馬県は2.33人
▽石川県は2.31人
▽新潟県は2.3人
▽秋田県は2.25人
▽宮崎県は2.22人
▽滋賀県は2.22人
▽福島県は2.15人
▽山形県は2.12人
▽茨城県は2.12人
▽富山県は2.08人
▽香川県は2.06人
▽徳島県は2.03人
▽佐賀県は1.95人
▽鳥取県は1.9人
▽宮城県は1.89人
▽熊本県は1.89人
▽山口県は1.85人
▽沖縄県は1.83人
▽奈良県は1.76人
▽鹿児島県は1.75人
▽京都府は1.73人
▽兵庫県は1.73人
▽高知県は1.73人
▽大分県は1.69人
▽愛媛県は1.69人
▽広島県は1.67人
▽埼玉県は1.64人
▽岡山県は1.62人
▽千葉県は1.6人
▽静岡県は1.6人
▽島根県は1.5人
▽和歌山県は1.49人
▽福岡県は1.44人
▽大阪府は1.36人
▽福井県は1.33人
▽東京都は1.2人
▽三重県は1.18人
▽神奈川県は1.16人
▽長崎県は1.03人