色鮮やかなシクラメン 出荷最盛期 熊本 宇城

熊本県宇城市では、色鮮やかなシクラメンの出荷が最盛期を迎えています。

宇城市では2軒の花農家がシクラメンを育てていて、10月中旬から出荷が始まり最盛期を迎えています。

このうち宇城市松橋町の花農家、池松大亮さんの広さ40アールの農業用ハウスでは、従業員と家族が総出で出荷作業にあたっています。

従業員たちは、3センチから4センチほどの大きさに成長したシクラメンの花を、傷つけないよう慎重に手に取り、花の状態を確認しながら出荷用の箱に手際よく並べていました。

ことしは天候や病気の影響もなく、生育は順調で、この農園では年内いっぱいまでに福岡を中心に九州各地に向けて、およそ4万鉢を出荷する予定だということです。

池松さんの妻の池松ひろみさんは「1年かけて大切に育ててきたシクラメンがきれいに咲いてくれてうれしいです。お歳暮やクリスマスプレゼントにも喜んでいただけると思うので、多くの人に楽しんでほしいです」と話していました。