巨人 ドラフト1位 西舘勇陽投手と仮契約「愛される選手に」

プロ野球ドラフト会議で、巨人から1位指名された中央大の西舘勇陽投手が球団と仮契約を結び、「日本代表にも選ばれ、ファンから愛される選手になりたい」と意気込みを述べました。

最速155キロのストレートが持ち味の西舘投手は、ランナーがいない状態でもクイックモーションで投げる右ピッチャーで、10月のドラフト会議では、大学の先輩、阿部慎之助監督が新たに就任した巨人から1位指名されました。

西舘投手は15日に都内のホテルで球団と入団交渉を行い、いずれも推定で、契約金1億円、プラス出来高払い5000万円、年俸1600万円で仮契約を結びました。

交渉を終えて西舘投手は「より一層、気を引き締めないといけないという思いが強い。入寮まで期間があるので、その時間を有効活用してフォームの修正など、課題に取り組んでいきたい」と話していました。

そして、「まずは1年間、1軍にいることを目標に、いずれは先発として最多勝や最優秀防御率のタイトルを取りたいし、日本代表にも選ばれたい。ファンから愛される選手なりたい」と意気込んでいました。