パチンコ店立体駐車場大規模火災で解体工事始まる 神奈川 厚木

ことし8月、神奈川県厚木市にあるパチンコ店の立体駐車場で、150台余りの車が燃えた火事で、駐車場の解体工事が15日から始まりました。

ことし8月20日厚木市にあるパチンコ店「マルハン厚木北店」の立体駐車場で火事があり、2階にとめてあった車を中心に、合わせて152台が燃えました。

走行可能な車についてはこれまでに撤去しましたが、最も燃え方が激しかった2階にはまだ112台が残されていて、15日から駐車場を解体して、車を外に運び出す作業が始まりました。

15日は重機を使って駐車場の壁や鉄骨を取り除いたあと、大型のアームで車体を持ち上げ、外に運び出していました。

運び出された車は激しく焼けていて、骨組みだけになっていました。

店は先週、3か月ぶりに営業を再開していて、来月末までに駐車場の解体を終えることにしています。

パチンコ店の磯部友彦店長は「お客様には大変ご迷惑をおかけしました。ようやく営業を再開できて、よかったです。消防訓練や避難誘導訓練などを通じて、これまで以上に火事が起きた際に迅速に対応できるようにしていきたいです」と話していました。