科学・文化

宇宙飛行士 大西卓哉さんが抱負“船外活動に挑戦したい”

再来年・2025年ごろに国際宇宙ステーションに長期滞在することが決まった日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんが15日、オンラインで記者会見を開き、将来の月面探査を見据えて「船外活動に挑戦したい」と抱負を述べました。

JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、宇宙飛行士の大西卓哉さんは再来年・2025年ごろに国際宇宙ステーションに長期滞在する予定で2016年以来、今回が2度目の滞在となります。

15日は、訓練を行っているアメリカからオンラインで記者会見を開き「宇宙という“現場”に戻れることはうれしく、着実に仕事をこなしたい」と意気込みを語りました。

その上で「この7年間は次のフライトに向けて地道に訓練を続けて過ごしてきた。1度目の時と比べるといい意味ですごく肩の力も抜けておりアドバンテージがある」と話していました。

また将来の月面探査を見据えて「月面では船外活動が必須になるので、今回の長期滞在中にぜひチャンスを獲得して船外活動に挑戦したい」と抱負を述べました。

大西さんは東京 練馬区の出身の47歳。

東京大学工学部を卒業したあと全日空のパイロットを務め、2011年に宇宙飛行士に認定されました。

2016年、国際宇宙ステーションに110日余り滞在して、無重力状態でのマウスの飼育実験などを行ったほか、2020年からは宇宙飛行士を地上側で支えるJAXAのフライトディレクタとして実験棟「きぼう」の運用なども行ってきました。

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