連合 芳野会長 衆院選に向け 国民 玉木代表に立民との協力促す

労働組合の中央組織、連合の芳野会長は、国民民主党の玉木代表と会談し、立憲民主党と関係を改善して、次の衆議院選挙に向け協力するよう促しました。

連合の芳野会長は先週、立憲民主党の泉代表と会談したのに続いて、14日朝、国会内で国民民主党の玉木代表と会談しました。

この中で芳野氏は、先月、立憲民主党が次の衆議院選挙を見据えて共産党と意見を交わしたことに国民民主党が反発するなど、両党の間で溝ができていることを踏まえ、「連合としてはひとつの大きなかたまりを目指していきたい。立憲民主党とも胸襟を開いて対話を大切にしてほしい」と述べました。

そして、立憲民主党と関係を改善し、次の衆議院選挙に向けて協力するよう促しました。

これに対し、玉木氏は「立憲民主党とはこれまでも対話してきたが、これからも必要なコミュニケーションはとっていきたい」と応じました。

このあと芳野氏は記者団に対し「連合の考え方は理解してもらっている。さまざまな場面で意見交換していると聞いたので納得した」と述べました。