ヤクルト 田口麗斗投手 国内FAの権利行使せず残留へ

プロ野球のFA=フリーエージェントの権利を行使できる期間は14日で期限をむかえます。今シーズン新たに国内に限ったFAの権利を取得し、その動向が注目されていたヤクルトの抑え、田口麗斗投手が、権利を行使せずヤクルトに残留することが関係者への取材で分かりました。

プロ野球でFAの権利を行使できる期間は日本シリーズが終了した翌日から土曜日と日曜日、祝日を除く、7日以内となっていて14日が期限です。

こうした中、今シーズン、国内に限ったFAの権利を初めて取得したヤクルトの田口投手が権利を行使せず、チームに残留することが関係者への取材で分かりました。

プロ10年目の田口投手は28歳。

おととし、トレードで巨人からヤクルトに加入し今シーズン、チーム事情から自身のキャリアで初めて抑えを務め、リーグ2位となる33セーブを挙げました。

また、今月行われる国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の日本代表にも選ばれていて貴重な左のリリーフとしてFAの権利を行使するのかどうかその動向が注目されていました。

田口投手は今後、球団との間で具体的な契約年数や年俸など詰めの交渉を進めるものと見られます。