宝塚歌劇団 劇団員死亡 “きょう記者会見 調査報告書公表へ”

ことし9月、宝塚歌劇団に所属する25歳の劇団員が死亡したことについて、歌劇団が14日午後記者会見を開き、外部の弁護士による調査チームの報告書の内容を公表する方針であることが関係者への取材で分かりました。
遺族側は、長時間の業務などが原因だったとして謝罪と賠償を求めていて、歌劇団がどのような説明を行うのか注目されます。

宝塚歌劇団の宙組(そらぐみ)に所属していた25歳の劇団員は、入団7年目のことし9月、兵庫県宝塚市で死亡しているのが見つかり、自殺とみられています。

これを受けて、宝塚歌劇団は10月、外部の弁護士による調査チームを設置し、宙組に所属する劇団員ら60人以上から聞き取りを行うなどして調査を進めた結果、14日午後、記者会見を開いて、調査チームがまとめた報告書の内容を公表する方針であることが関係者への取材で分かりました。

また、調査結果を受けた今後の劇団の改革の方針についてもあわせて公表する見通しだということです。

遺族側は、劇団員が死亡したのは長時間の業務と上級生からのパワーハラスメントが原因だったとして謝罪と賠償を求めていて、歌劇団がどのような説明を行うのか注目されます。