日本で最初に開業 上野動物園のモノレール 来年1月以降解体へ

日本で最初に開業した東京 上野動物園のモノレールについて、12月末で正式に廃止され、来年1月以降に解体工事が始まることになりました。

上野動物園のモノレール、「東京都懸垂電車上野懸垂線」は昭和32年に日本で最初に開業したモノレールで老朽化のために4年前から運行を休止しています。

運営を行う都は、代わりとなる新しい乗り物を整備する方針で、ことし7月に鉄道事業の廃止を国に届け出て、廃止予定日を2024年7月21日としていました。

その後、工事のスケジュールについて調整を進めた結果、2024年1月以降に車両の撤去や橋脚の解体に向けた工事を始めることとなり、予定を繰り上げて12月27日に正式に廃止することになりました。

都は、来年度末までに撤去を完了させ、令和8年度から、代わりとなる新しい乗り物の供用開始を目指すとしています。