トランポリン世界選手権 男子個人 西岡隆成が銅メダル

イギリスで開かれたトランポリンの世界選手権は男子個人の決勝が行われ、20歳の西岡隆成選手が銅メダルを獲得して来年のパリオリンピックへ弾みをつけました。

イギリスのバーミンガムで開かれたトランポリンの世界選手権は、大会最終日の12日、男女の個人の決勝などが行われました。

男子の決勝には、おととしの世界選手権の銀メダリストで、今大会、パリオリンピックの出場枠を獲得した20歳の西岡選手と、堺亮介選手が出場しました。

このうち西岡選手は、10回の跳躍のうち、3回宙返りを6回入れる難度の高い演技構成で臨み、高さのあるジャンプで安定した演技を見せて準決勝の得点を上回る60.640をマークしましたが、トップの中国の選手にわずか0.05及ばず、3位でした。

西岡選手は2大会ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得し、来年のパリオリンピックへ弾みをつけました。

また、堺選手は演技の終盤で着地に失敗し、最後まで演技を通しきれず、46.140で8位でした。