トランポリン世界選手権 西岡隆成が決勝へ パリ五輪出場枠獲得

イギリスで開かれているトランポリンの世界選手権は個人の準決勝が行われ、男子は西岡隆成選手が3位に入って決勝進出を決め、来年のパリオリンピックの出場枠を獲得しました。

イギリスのバーミンガムで開かれているトランポリンの世界選手権は、大会3日の11日、男女の個人の準決勝などが行われました。

個人は男女ともに今大会で上位8人による決勝に進むと、来年のパリオリンピックの出場枠がそれぞれ1つ与えられます。

男子の準決勝には、おととしの世界選手権で銀メダルを獲得した、20歳の西岡選手と、堺亮介選手、宮野隼人選手が出場しました。

このうち、西岡選手は安定した演技で60.520をマークして3位に入り、決勝進出を決めてパリオリンピックの出場枠を獲得しました。

また、堺選手も8位に入って、決勝進出を決めました。

宮野選手は15位でした。

女子の準決勝は去年の世界選手権で金メダルを獲得した森ひかる選手、田中希湖選手、佐竹玲奈選手が出場しました。

このうち、森選手は53.760と得点を伸ばせず14位だったほか、田中選手は15位、佐竹選手は16位といずれも決勝に進めず、日本の女子はこの大会での出場枠獲得はなりませんでした。