科学・文化

若手クリエーター支援で基金創設へ 今年度補正予算案に60億円

文化庁はマンガやアニメ、音楽や伝統芸能などの若手の担い手を、企画段階から海外展開まで継続的に支援しようと新たに基金を創設することになりました。今年度の補正予算案に必要な費用として60億円を盛り込んでいます。

国内の人口が減少する中、マンガやアニメ、音楽や伝統芸能などの分野で海外展開が重要とされる一方、その実現には特に若手の担い手は時間を要し、継続的な支援が必要だと指摘されてきました。

このため文化庁は若手のクリエーターやアーティストに対し、作品の企画段階から海外での公演や展示まで3年程度にわたって支援するための基金を新たに創設することになりました。

具体的には国際コンクールの受賞者など将来的に活躍が期待される若手の演奏家や作曲家らを起用して海外公演などを行うプロジェクトの支援や、マンガやアニメなどの若手の作家に専門家などが助言し海外での出品や展示を支援するケースなどが想定されているということです。

このほか、博物館や美術館などの文化施設を次世代の担い手の育成の拠点とすることを推進し若手の作品をデジタル化して世界に発信する事業の支援も予定しているとしています。

文化庁がこうした基金を設けるのは初めてだということで、今年度の補正予算案に必要な費用として60億円を盛り込んでいます。

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