J1残留争いは大混戦に 残り2試合 勝ち点差2の中に下位3チーム

サッカーJ1は第32節の6試合が行われ、最下位の横浜FCと17位の湘南ベルマーレがともに勝利した一方、16位の柏レイソルは引き分け、残留争いは勝ち点「2」差の中に下位3チームがひしめく大混戦となりました。

J1は来シーズンからクラブの数を2つ増やして20チームにするため、今シーズンはJ2から3チームが昇格し、J1の最下位のチームだけがJ2への降格が決まります。

こうした中、最下位の横浜FCはサガン鳥栖に3対1で勝ち、勝ち点を29に伸ばしました。

17位のベルマーレは名古屋グランパスと対戦し、大橋祐紀選手の2ゴールで2対1で勝ち、勝ち点を31としました。一方、16位のレイソルは鹿島アントラーズと1対1で引き分け、勝ち点はベルマーレと同じ31で得失点差で16位のままとなりました。

この結果、残留争いは残り2試合で、勝ち点差2の中に下位3チームがひしめく大混戦となりました。

次の第33節で横浜FCとベルマーレが直接対決し、レイソルはサガンと対戦します。

14位のガンバ大阪は、Jリーグカップを制したアビスパ福岡に1対2で逆転負けを喫して5連敗となりました。北海道コンサドーレ札幌 対サンフレッチェ広島と、アルビレックス新潟 対FC東京は、それぞれ0対0で引き分けました。