若林正俊元参院議員が死去 89歳 農相や環境相など歴任

自民党の元参議院議員で農林水産大臣や環境大臣などを歴任した若林正俊氏が11日、東京都内の施設で亡くなりました。89歳でした。

若林氏は長野県出身で、農林水産省での勤務を経て、昭和58年の衆議院選挙で初当選し3期務めました。

平成10年に参議院議員に転じ、農林水産大臣や環境大臣、党の参議院政策審議会長などを歴任しました。

その後、平成22年に参議院本会議で採決の際、別の議員の投票ボタンを代わりに押した責任を取りたいとして参議院議員を辞職し、政界を引退しました。

関係者によりますと若林氏は1年ほど前から東京都内の施設で療養していましたが、11日未明亡くなったということです。89歳でした。