渋沢栄一の命日に合わせ出身地の埼玉 深谷市で「献花式」

「近代日本経済の父」と呼ばれる実業家、渋沢栄一の命日に合わせて、出身地の埼玉県深谷市で献花式が行われました。

「近代日本経済の父」と呼ばれる実業家の渋沢栄一は、来年発行される新しい一万円札の肖像に描かれます。

没後92年の命日にあたる11日、出身地の深谷市のJR深谷駅前にある銅像の前で、地元の人たちや渋沢が設立に関わった企業の関係者などおよそ150人が集まり、献花式が行われました。

そして献花台に1人ずつ花を手向け、その功績をしのんでいました。

このあと、渋沢が創立に関わった地元の高校の演劇部の生徒たちが、ユーモアを交えた寸劇で功績などを紹介していました。

地元の50代の男性は「栄一翁のように、これからの未来をもっとよくしていきたいという気持ちを強く持ちました。この活動を続けて次の世代につなげていきたい」と話していました。