日本卓球協会 中国で12月に初開催の混合団体W杯 一転参加表明

日本卓球協会はいったんは参加を見送っていた、12月に中国で初めて開催される混合団体のワールドカップに参加すると発表しました。当初は付与されないとされていた世界ランキングのポイントが獲得できる大会になったことなどから参加することにしたということです。

混合団体のワールドカップは国際卓球連盟が新たに設けた男女混合の大会で、ことしから5年間、中国の成都で行われ、12月に初めて開催される予定です。

日本卓球協会は当初、この大会は世界ランキングのポイントが付与されないことや、開催の連絡からエントリーの締め切りまでの時間が短かったこと、それに、ほかの大会に参加する選手がいたことから、出場を見送ると中国側に伝えました。

しかしその後、ポイントが獲得できる大会になったことなどから、一転して国際卓球連盟に参加を申請し、11日に参加を認める連絡がきたということです。

この大会をめぐっては、日本がいったんは不参加を伝えたことから、中国側が卓球のTリーグのチームに所属するすべての中国人選手を一時、帰国させる措置を取りました。