なでしこジャパン パリ五輪に向けブラジルと強化試合へ

来年のパリオリンピック出場を目指すサッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は、来年2月のアジア最終予選に向けた最後の強化試合として、今月30日と来月3日にアウェーでブラジル代表と対戦することになりました。

世界ランキング8位の日本は、パリオリンピックのアジア2次予選を3連勝で突破し、来年2月の最終予選でオリンピック出場をかけてホームアンドアウェー方式で北朝鮮と対戦します。

こうした中、日本サッカー協会は、最終予選に向けた最後の強化試合として今月30日と来月3日にアウェーでブラジルと強化試合を行うと発表しました。

世界9位のブラジルは、この夏のワールドカップは1次リーグで敗退しましたが、過去のワールドカップで準優勝1回、オリンピックでは銀メダルを2回獲得している強豪で、すでにパリオリンピックの出場権を獲得しています。

過去の対戦成績は日本の5勝4敗2引き分けで、直近ではことし2月、アメリカで行われた国際大会で対戦し、0対1で敗れています。

なでしこジャパンの池田太監督は「チームのさらなる成長を図る機会にしたい。アジア最終予選に向けて地力のある相手に対しチームとして確認すること、トライすることを整理し、勝利を目指して戦う」とコメントしています。