ゼンショー最終利益 中間決算で過去最高 「すき家」など展開

牛丼チェーンの「すき家」などを展開するゼンショーホールディングスは外食需要の回復などを背景に最終利益が157億円と前の年の同じ時期の2.1倍に増え、中間決算として過去最高となりました。

会社は今年度、正社員の賃金についてベースアップを含めた月額平均で9.5%の大幅な賃上げを実施したほか、2030年まで毎年、ベースアップを行うことで組合側と合意しています。

丹羽清彦執行役員は10日記者会見で「コロナ明けという風が吹きよい業績が残せた。顧客の増加に合わせてキッチンのDX化や店舗改装などの投資を行っていて、賃金と投資の好循環ができている。来年の賃上げの水準については中国の景気の状況などを見ながら検討していきたい」と述べました。