茨城県 ジーコさんに県民栄誉賞 J1鹿島で活躍 日本代表監督も

サッカーJ1の鹿島アントラーズで選手として活躍し、日本代表の監督も務めたジーコさんに茨城県は10日、県民栄誉賞を贈りました。

表彰式は今月13日の県民の日を前に10日、県庁で行われました。

ジーコさんは大井川知事から表彰状を手渡されると、笑顔で握手をしました。

ジーコさんは、鹿島アントラーズで選手やクラブアドバイザーなどとして活躍し、チームを国内有数の強豪に成長させたほか、日本代表の監督も務めるなど日本のサッカー界に大きな影響を与えました。

表彰式のあと知事と対談し、世界で活躍するアスリートになるために必要なことについて聞かれると「食べ物と睡眠と練習が大事だ。指導者がこの3つをいかに重要視できるかが、子どもたちや若い世代の成長の鍵になる。さまざまな誘惑を断ち切って、競技に打ち込めるかが重要だ」と述べました。

県民栄誉賞の受賞について、ジーコさんは「賞をもらえて光栄だ。茨城県は私にとってすばらしい場所で、これから間違いなく発展していく。スポーツを通じて、茨城県を盛り上げられるように引き続き、貢献できればと思う」と話していました。