都立公園モニュメント建設 「丁寧な説明を指示」 小池都知事

東京オリンピック・パラリンピックの選手村の一角にあった都立公園に、「TOKYO」とデザインされたモニュメントを建てる計画をめぐり、都に反対の声が寄せられていることについて、小池知事は「臨海部のさらなる魅力向上を図ろうという計画だ」と述べ、住民などに丁寧な説明が必要だという考えを示しました。

都は東京オリンピック・パラリンピックの選手村の一角にあった中央区の都立晴海ふ頭公園に「TOKYO」とデザインされたモニュメントを建てる工事を先月から始めています。

工事にかかる総額はおよそ1億6000万円で、都には、「税金のむだづかい」とか「子どもの遊び場に建てるのは納得いかない」といった反対の声が、これまでに30件ほど寄せられているということです。

これについて、小池知事は10日の記者会見で「臨海部のさらなる魅力向上を図ろうとモニュメントをつくる計画だ。さまざまな意見をいただいているので所管局には丁寧に説明するよう指示している」と述べました。