大相撲九州場所 初日 大関 貴景勝 小結復帰の北勝富士と対戦

12日から始まる大相撲九州場所の初日と2日目の取組が発表され、2場所連続優勝がかかる大関 貴景勝は初日、小結に復帰した北勝富士と対戦します。

日本相撲協会は10日、福岡市の福岡国際センターで取組編成会議を行い、12日から始まる九州場所の初日と2日目の取組を決めました。

2場所連続優勝がかかる大関 貴景勝は初日、3年半ぶりの三役復帰となった小結 北勝富士と対戦します。

過去の対戦では13勝11敗と貴景勝が勝ち越していますが、先場所は北勝富士が勝っています。

貴景勝は休場明けの先場所、持ち味とする下から突き上げるような強烈な突き押しで白星を重ねて4回目の優勝を果たしました。

今場所も立ち合いの強い当たりで相手を崩し、押し込む相撲を取れるかがポイントになりそうです。

残る2人の大関陣のうち、霧島は初日、前頭筆頭の宇良と、豊昇龍は大関経験者の正代と、それぞれ対戦します。

また3人の関脇陣では
▽大栄翔が平幕の明生と
▽琴ノ若が平幕の翔猿と
▽若元春が大関経験者の平幕 高安と
それぞれ初日に対戦します。

一方、幕内では横綱 照ノ富士が腰のけがにより、3場所連続19回目の休場となりました。

また、大関経験者の朝乃山がことしの名古屋場所以来、10回目の休場です。

十両では、ことし8月に左肩の手術を受けた伯桜鵬が2場所連続で休場となりました。

三役経験者の若隆景はことしの春場所で右ひざを痛めて途中休場し、その後、手術を受けて3場所連続で全休していましたが、ことしの春場所以来、4場所ぶりに復帰しました。

番付は関脇から東の幕下6枚目まで下げていて、初日は嘉陽との対戦が組まれました。