横浜の強盗事件 女性縛って車で逃走か 別の事件との関連も捜査

9日、横浜市の住宅で起きた強盗事件で、押し入った3人組の男は家に居た女性を縛って貴金属を奪ったあと、車で逃走した疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。一方、およそ6時間後に、この現場から2キロほど離れた別の住宅でも強盗未遂事件が起きていたことも新たにわかり、警察が関連を捜査しています。

9日午前9時ごろ、横浜市都筑区の住宅に60代の女性が1人で居たところ、3人組の男が窓ガラスを割って侵入しました。

警察によりますと、3人は30分以上、部屋の中を物色し、アクセサリーなどを奪ったということですが、その後の捜査関係者への取材で、この間に女性を縛って抵抗できない状態にしていたことがわかりました。

また、不審な車に関する情報があるということで、現場から車で逃走した疑いがあるとみられています。

一方、この事件の現場から2キロほど離れた横浜市緑区鴨居の住宅でも、およそ6時間後の9日午後2時40分ごろに、訪ねてきた数人の男がこの家に住む80代の女性に金品を要求する強盗未遂事件が起きていたことが新たにわかりました。

女性の夫が姿を見せると何も奪わずに逃げたということですが、捜査関係者によりますと、直前に資産状況などを尋ねるいわゆる「アポ電」とみられる不審な電話があったということです。

警察は逃げた男らの行方を捜査するとともに、2つの事件の関連についても調べています。