技能五輪の国際大会 2028年に愛知県に招致 厚労省

厚生労働省は世界の若手技術者がものづくりなどの技を競い合う、技能五輪の国際大会を2028年に愛知県に招致することを発表しました。

技能五輪の国際大会は世界から若手技術者が集まって建築や機械加工などの技を競い合うもので、2年に1回、開催されます。

厚生労働省は日本の技能の高さをアピールすることなどを目的に2028年に愛知県に招致すると発表しました。

大会には60を超える国と地域から1000人以上の技術者が参加する見込みで、競技会場は愛知県常滑市の愛知県国際展示場を想定しています。

開催地は来年9月にフランスで開かれる総会で正式に決まる予定で、これまでに他に正式に招致を表明している国はなく、実現すれば日本での開催は21年ぶり4回目となります。

武見厚生労働大臣は閣議の後の記者会見で「日本で開催することは国民や世界の方々に我が国と世界各国の優れた技能を伝える絶好の機会となる。愛知県とも連携しつつ大会の運営団体や加盟国、地域に対し、働きかけを行うとともに国内の機運醸成に努めるなど招致の実現に向けて全力で取り組む」と述べました。