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シャープ 単独展示会で新技術アピール 収益改善つなげたい考え

大手電機メーカーの「シャープ」は創業111周年に合わせて初めてとなる自社単独の展示会を東京都内で開きました。
液晶パネル事業の不振などが続く中、新しい技術をアピールして収益の改善につなげたい考えです。

1912年に創業したシャープはことしで111周年を迎え、東京都内で初めてとなる自社単独の展示会を10日から3日間の日程で企画しました。

展示会の冒頭、あいさつに立った呉柏勲社長兼CEOは「新しい技術変革が生まれるイベントになる。人々の生活や働き方をより簡単に安全にしていきたい。そのためにはスピードと決心が重要な要素だ」と話していました。

会場には開発段階も含めて42の技術や製品が並べられ、洗濯で使った水を特殊なフィルターでろ過することで何度も洗濯用の水として再利用できる洗濯機や、AI=人工知能を活用して、より多くの荷物を倉庫に置けるようにみずから適切な場所を見つけて運ぶロボットなどが披露されました。

シャープは主力の液晶パネル事業の低迷で昨年度の決算が2608億円の最終赤字になったのに続き、今年度上半期の決算でも本業のもうけを示す営業損益が58億円の赤字となるなど厳しい経営が続いています。

会社としては今回の展示会を通して自社の技術力をアピールするとともに、低迷が続く液晶パネル事業の代わりとなる新たな事業の柱を育てるきっかけとしたい考えです。

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