沖縄 尖閣沖 中国海警局の船4隻 日本の領海に一時侵入

9日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合で中国海警局の船4隻がおよそ1時間半にわたって日本の領海に侵入しました。

第11管区海上保安本部によりますと、中国海警局の船4隻が尖閣諸島の南小島の沖合で9日午後4時ごろから相次いで領海に侵入しました。

4隻はおよそ1時間半にわたって領海内を航行したあと午後5時45分ごろまでにいずれも領海から出たということです。

4隻は午後5時50分現在、久場島の南東25キロ付近と、南小島の東25キロ付近の領海のすぐ外側にある接続水域を航行してるということで、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは今月5日以来でことしに入って31件目です。