円相場 一時1ドル151円台前半に値下がり

東京外国為替市場、円相場はドルに対して小幅に値下がりし、一時、1ドル=151円台前半をつけました。

午後5時時点の円相場は、8日と比べて23銭円安ドル高の1ドル=150円90~92銭でした。

一方、ユーロに対しては、8日と比べて61銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円53~57銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0704~05ドルでした。

市場関係者は「日銀の植田総裁が国会などで発言する機会が相次いでいるが、大規模な金融緩和は当面、変わらないという見方から円を売ってドルを買う動きは続いていて、一時、1ドル=151円台前半まで値下がりする場面があった。一方、市場では政府・日銀による市場介入への警戒感も高く、神経質な取り引きとなっている」と話しています。