米俳優の労働組合のストライキ “製作会社側と暫定合意”発表

アメリカの俳優でつくる労働組合は、報酬の引き上げなどを求めてことし7月からストライキを続けていましたが、8日、製作会社側と暫定合意したと発表しました。およそ4か月間にわたるストライキが終わり、ハリウッドでの映画やドラマの製作が正常化するか注目されます。

これは、映画やテレビに出演するアメリカの俳優などが加盟する労働組合が、8日に発表した声明で明らかにしました。

組合は、動画配信サービスの急速な拡大を受けた報酬の引き上げや、AIの技術が人間の演技に取って代わることがないよう、俳優を保護するための規制づくりなどを求めて、ことし7月14日から大規模なストライキを実施していました。

交渉の結果、製作会社側と暫定合意に達したということです。

合意の詳細は明らかにされていませんが、基準を上回るレベルでの最低報酬額の引き上げや、AIの脅威から、組合員を守ることへの同意などが盛り込まれたとしています。

ストライキによって、映画やドラマの製作に遅れが出たほか、最新作のPRイベントで来日予定だった俳優のトム・クルーズさんの訪問が中止になるなど、影響が広がっていました。

組合はおよそ4か月間にわたるストライキを終了し、ハリウッドでの映画やドラマの製作が正常化するか注目されます。