大相撲 照ノ富士 九州場所を休場 3場所連続19回目

大相撲の横綱 照ノ富士が、今月12日に初日を迎える九州場所を休場することになりました。照ノ富士が休場するのは3場所連続19回目で、九州場所は初日から横綱が不在となります。

これは9日、照ノ富士の師匠で元横綱 旭富士の伊勢ヶ濱親方が明らかにしました。

照ノ富士は腰の状態が思わしくないということで、伊勢ヶ濱親方は「相撲で前に出ると痛みが走ってしまう。一気に前に出る稽古はできていなかった。今場所は難しい」などと説明しました。

そして「あとは痛みだけだが、痛みがとれない。腰以外は調子がいいから、本人ももどかしいのでは」と話していました。

照ノ富士は9日朝の稽古に姿を見せましたが、伊勢ヶ濱親方と話したあと、稽古を途中で切り上げていました。

九州場所に向けては、巡業や部屋で相撲を取る稽古を再開していた照ノ富士でしたが、ことし7月の名古屋場所以降、3場所連続19回目の休場となり、秋場所に続いて今場所も初日から横綱不在となります。

ことし、15日間相撲を取ったのは、ひざのけがから復帰し、優勝を果たした5月の夏場所だけとなりました。