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西武 リリーフの平井克典 国内FA権行使 残留基本に交渉へ
プロ野球 西武のリリーフとして投手陣を支えてきた平井克典投手が、国内に限ったFA=フリーエージェントの権利を行使したことを明らかにし、「来シーズンもライオンズでプレーするために、もう少し時間をかけて話がしたい」と、残留を基本線に球団と交渉することを明らかにしました。
平井投手は、キレのあるスライダーが持ち味のプロ7年目の31歳で、主にリリーフとして西武の投手陣を支え、2019年には、パ・リーグ記録を更新する81試合に登板しました。
平井投手は9日、埼玉県所沢市のベルーナドームで報道陣の取材に応じ、FAの権利を行使したことを明らかにしました。
平井投手は、行使の理由について「残りたいという気持ちが大きいが、家族との生活を最優先に考えたときに、少しもやもやした気持ちがある。来シーズンもライオンズでプレーするために、もう少し時間をかけて話がしたいと思った」と述べ、西武への残留を基本線に条件面での交渉を進めたい考えを示しました。
そのうえで、他球団との交渉や移籍については、「今のところ何も考えていない」と話しました。
FA宣言した選手は、11月16日から所属球団を含めた各球団と交渉できるようになります。