岸田首相 ゼレンスキー大統領に“G7が支援を継続”と伝える

岸田総理大臣は、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行い、8日まで東京で開かれたG7=主要7か国の外相会合でロシアへの厳しい制裁と強力なウクライナ支援の継続を確認したことを伝えました。

岸田総理大臣は、8日午後6時からおよそ30分間、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談を行いました。

この中で岸田総理大臣は、8日まで東京で開かれたG7外相会合で、各国がロシアへの厳しい制裁と強力なウクライナ支援に取り組む姿勢に変わりないことを確認したと伝えました。

そのうえで、日本が越冬支援としてことし9月に大型変圧施設2基を提供したのをはじめ、今後もエネルギー分野での支援を継続していく考えを伝えたのに対し、ゼレンスキー大統領は深い謝意を示したということです。

また両首脳は、ウクライナから政府関係者も招いて開く「日ウクライナ経済復興推進会議」を来年2月19日に東京で開催することで合意し、会議に向けて企業や経済団体とも協力しながら準備を進めていくことを確認しました。

そして国際社会の連携を維持・強化するため引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

ゼレンスキー大統領 G7の共同声明「高く評価」

ウクライナ大統領府は8日、ゼレンスキー大統領が岸田総理大臣と電話会談を行ったと発表しました。

この中で、東京で開かれたG7=主要7か国の外相会合の共同声明に関連し、ゼレンスキー大統領が「ほかに世界的な課題があるにもかかわらず、声明の中でウクライナへの揺るぎない支援について言及してくれたことを高く評価した」としています。

また、岸田総理大臣に対し、発電機や変圧器などの供与を通じて、日本がウクライナのエネルギー安全保障に大きく貢献しているとして謝意を伝えたほか、ウクライナが提唱する和平案について話し合う協議での日本の積極的な役割を、評価したとしています。