9月の景気動向指数 2か月連続上昇 内閣府発表

内閣府が発表したことし9月の景気動向指数は、景気の現状を示す「一致指数」が2020年を100とした基準で114.7となり、前の月から0.1ポイント上昇しました。指数の上昇は2か月連続です。

アジアやアメリカ向けの輸出が伸び、自動車の生産が増えた一方、建設機械や産業用ロボットの出荷が減ったことなどから、指数の伸びは小幅にとどまりました。

指数を踏まえて、内閣府は景気の現状について「改善を示している」という判断を6か月連続で示しました。

また、先行きを示す「先行指数」は108.7と、前の月よりも0.5ポイント低下し、2か月ぶりの低下となりました。