秋の叙勲 皇居で「大綬章」親授式

秋の叙勲で「大綬章」を受章した人たちへの勲章の親授式が、皇居で行われました。

ことしの秋の叙勲で「旭日大綬章」を受章したのは、元農林水産大臣の西川公也さん、元経済産業大臣の鉢呂吉雄さん、元行政改革担当大臣の渡辺喜美さん、それに元三井物産社長の飯島彰己さんら14人です。

「瑞宝大綬章」は、元会計検査院長の河戸光彦さんら2人が受章しました。

このほか、外国人叙勲で、ウズベキスタンのカミーロフ元外務大臣らが「旭日大綬章」を受章しました。

親授式は、午前10時半から、皇居・宮殿の「松の間」で行われ、天皇陛下が一人一人に勲章を贈られました。

続いて、受章者を代表して西川さんが、「一層精進する決意であります」などとあいさつしました。

天皇陛下は、「長年、それぞれの務めに励まれ、国や社会のため、また人々のために尽くしてこられたことに深く感謝いたします」などと述べられました。

そして、受章者一人一人にことばをかけられました。

このあと、受章者たちは、勲章を身につけて、宮殿の前で記念撮影に臨みました。