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楽天 松井裕樹“世界トップのステージに立ちたい” FA権行使へ
今シーズン、自己最多となる39セーブをマークして、2年連続3回目となるセーブ王のタイトルを獲得した松井投手は、ことし4月に海外も含めたFAの権利を取得していました。
球団には、シーズン終了後に海外へ挑戦する意志を伝えていましたが、8日午後、仙台市で報道陣の取材に応じ「世界のトップのステージに立ちたい」と、FAの権利を行使するための書類を正式に提出したことを明らかにしました。
松井投手は、ルーキーの頃からチームメートの田中将大投手と自主トレーニングを行っていて「世界のトップリーグでプレーする選手と練習する中で刺激を受けていた。腕を磨いて、いつか同じステージに立てるようになりたいと思っていた」と大リーグへの思いを強くした理由を話しました。
そのうえで、ファンに対して「10年間育ててもらって感謝している。僕の投げている姿で東北の皆さんに元気になってもらいたい」と感謝の気持ちを表していました。
松井投手については、これまでに大リーグの複数の球団が視察に訪れるなど、その動向が注目されていて、11月16日から所属球団を含めた各球団と交渉できるようになります。
楽天は、松井投手の大リーグ挑戦を応援することにしていますが、海外への移籍がかなわない場合は、残留に向けて交渉する方針です。