広告宣伝車の規制強化へ 都外ナンバーの実態調査 東京都

広告宣伝車のデザイン規制の強化について、検討を進めている東京都は、現在は規制の対象外となっている都外ナンバーの車両について、必要な手続きがされているかどうかなどの調査を行いました。

広告宣伝車は、トラックなどの荷台全体に広告が掲示されたもので、都は、景観を悪化させるデザインについて、来年5月から規制を拡大したい考えです。

こうした中、都は7日、現在は規制の対象外となっている都外ナンバーの広告宣伝車の実態を把握しようと、JR新宿駅の周辺で、警視庁と新宿区と合同調査を行いました。

都の職員などは車両を止めて、使用の届け出を提出している自治体の条例に従って必要な許可を得ているかをドライバーから聞き取ったり、必要な許可を得ていない場合は条例違反になることなどを説明するチラシを手渡したりしていました。

都は、検討を進めている条例の規定の改正に向け、今月からパブリックコメントを行っていて、今後、審議会の答申を受けることにしています。