“ウェブ上でやり取り” 民事裁判デジタル化への取り組み公開

裁判の書類をウェブ上でやり取りできるシステムなど、民事裁判のデジタル化に向けた取り組みが東京の裁判所で公開されました。

これはビジネスに関する裁判などを専門に扱う裁判所、通称「ビジネスコート」が東京 目黒区に開設されてから1年がたったことを記念して、東京地方裁判所などが行いました。

去年、民事訴訟法が改正されたことで裁判手続きのデジタル化が進められていて、これまでは弁護士などが法廷に来なければならなかった弁論などの一部の手続きも、今年度中にはウェブを活用して、遠くの場所から参加できるようになります。

7日は、現役の裁判官が、ふだんは非公開の執務室でパソコンを操作し、すでに運用が始まっている▽証拠などの書類をデータ化して弁護士などとやり取りするシステムや▽争点整理などで使うウェブ会議のシステムを紹介しました。

東京地方裁判所の鈴木謙也裁判官は「ウェブ会議の導入で日程を決めやすくなるなど利便性が上がっていると思うが、直接会って話を聞くことも重要だと思う。デジタルと対面のよさをうまく取り入れながら適切な裁判をしていきたい」と話していました。