せき止めなど医薬品供給不足で製薬各社に増産要請 武見厚労相

せき止めなど一部の医薬品の供給不足が続いています。感染症が流行しやすい冬の時期を前に、武見厚生労働大臣は7日、製薬各社に対して、「増産をはじめあらゆる手立てで対応を改めてお願いしたい」と要請しました。

インフルエンザの流行や新型コロナの影響で、せき止めやたんを出しやすくする薬の需要が高まり、入手が難しくなっています。

国は10月、不足している薬を製造する主要メーカー8社に対して、在庫の放出や緊急の増産を要請していて、これらの薬の供給量は、少なくとも12月末までは、9月末時点よりも1割ほど増える見込みです。

しかし、現場からは依然として足りていないという声があがっているということです。

こうした中、感染症が流行しやすい冬の時期を迎えることから7日、武見厚生労働大臣が、不足しているせき止めなどの薬を製造・販売している24の製薬会社を厚生労働省に集めて、安定供給に向けた対応を要請しました。

武見厚生労働大臣は、「政府の経済対策で増産に向けた支援を行ったが、現在供給が不足し不採算品と考えられる薬については、来年度の薬価改定での対応も検討している」と述べ、薬価の見直しを検討している考えを述べました。

そのうえで、集まった企業の担当者に対し、「増産をはじめあらゆる手立てで対応をお願いしたい」と話していました。