マイナンバーカード使いコンビニで証明書交付 66件のトラブル

マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで住民票の写しなどの証明書を交付するサービスをめぐり、総務省は、他人の証明書が発行されるなどのトラブルが、全国で60件余り確認されたことを明らかにしました。

政府は、マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いだことを受けて、カードの取得者向けの専用サイトで閲覧できる情報が正確にひも付けられているか総点検を進めています。

これに関連し総務省の山野自治行政局長は、7日の衆議院総務委員会で、コンビニで住民票の写しなどの証明書を交付するサービスで、他人の証明書が発行されるなどのトラブルが、昨年度からこれまでに全国で66件確認されたことを明らかにしました。

このほか、自治体の窓口でも同様のトラブルが45件確認されたということです。

鈴木総務大臣は「トラブルの発生は誠に残念で重く受け止めている。自治体などが行っている再発防止策の状況を引き続き確認していきたい」と述べました。