佳子さま 手話で耳の不自由な子どもたちと交流 ペルー公式訪問

南米のペルーを公式訪問している秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さまは、首都リマで、現地の手話を使って耳の不自由な子どもたちと交流されました。

現地時間の5日夜に南部の都市クスコから首都リマに戻った佳子さまは、6日午前、ペルーで唯一の、耳の不自由な子どもたちが通う公立学校を訪ねられました。

この学校には3歳から15歳までのおよそ70人が通っていて、佳子さまは、学校の職員が制作した動画で予習していたという現地の手話で「皆さんにお会いできて非常にうれしいです」とか「準備していただいたことに愛を込めて感謝いたします」などとあいさつされました。

このあと佳子さまは、それぞれの教室に足を運び、4年生のクラスでは手話による算数の授業をご覧になりました。

佳子さまは、授業に加わると、割り算を学ぶ子どもたちに計算式が書かれたカードを示し、指名された生徒が問題に正解すると、手話で拍手を送られていました。

4年生のヒメーナさんは「すごく幸せで興奮してしまいました。お会いできてよかったです」と手話で話していました。