メッツ 千賀滉大 ナ・リーグ新人王の最終候補に選出 今季12勝

大リーグ、メッツで今シーズン12勝をあげた千賀滉大投手が、ナショナルリーグの新人王の最終候補に選ばれました。

大リーグの新人王は全米野球記者協会に所属する記者の投票で決まり、投票はレギュラーシーズン終了後に締め切られています。

6日、両リーグの上位3人が最終候補として発表され、日本選手ではナショナルリーグでメッツの千賀投手が入りました。

30歳の千賀投手は今シーズン、12勝7敗、防御率はリーグ2位の2.98、202奪三振をマークするなど大リーグ1年目からメッツ投手陣の柱として活躍しました。

最終候補には千賀投手のほかに新人では大リーグ史上初となる「ホームラン25本、50盗塁」をマークした、ダイヤモンドバックスのキャロル選手や、ホームラン23本を打ったドジャースのアウトマン選手が入りました。

これまで大リーグで新人王を受賞した日本選手は1995年の野茂英雄さん、2000年の佐々木主浩さん、2001年のイチローさん、それに2018年の大谷翔平選手の4人で、千賀投手が受賞すれば5人目となります。

一方、リーグの年間最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞では千賀投手は最終候補の3人には入りませんでした。

新人王は13日、日本時間の14日に発表されます。