共産党志位委員長 政府に対し即時停戦に向けての行動を求める

共産党の志位委員長は記者会見で、イスラエル・パレルチナ情勢をめぐる日本政府の対応について「停戦も休戦も求めず、非常に情けない態度だ」と批判した上で、即時停戦に向けて行動するよう求めました。

この中で、共産党の志位委員長は、「ガザ地区の人道的危機は、一刻の猶予もならない極めて深刻な事態に陥っているが、日本政府は停戦も休戦も求めず、非常に情けない態度だ。ハマスへの非難は行っても、イスラエルの蛮行をやめるよう言わない」と批判しました。

その上で、日本政府に対し、即時停戦に向けて行動するよう求めるとともに、共産党として、国連加盟の各国政府や国連機関に対し、
▽イスラエルによるガザ地区への攻撃を即時中止し、
▽双方が即時停戦のための交渉のテーブルにつくよう行動を求める要請文を送る考えを示しました。

また志位氏は、7日から東京で開かれるG7=主要7か国の外相会合について「ウクライナ侵略であれ、ガザ地区に対する無法な攻撃であれ、国連憲章と国際法に違反する無法行為はどんな国でも許さないという声を発信できるかどうかが問われている。ダブルスタンダードは許されない」と述べました。