株価 一時800円以上値上がり 一日の上げ幅はことし最大

週明けの6日の東京株式市場、アメリカで発表された雇用統計の結果を受けて追加の利上げへの懸念が和らいだことを背景に、日経平均株価は一時、800円以上値上がりしました。

▽日経平均株価、6日の終値は連休前の今月2日の終値より758円59銭高い、3万2708円48銭。
▽東証株価指数=トピックスは、38.07上がって2360.46。
▽一日の出来高は20億4476万株でした。

日経平均株価の一日の上げ幅はことし最大となりました。

3日に発表されたアメリカの雇用統計で、就業者数の伸びが市場予想を下回り、インフレ圧力が弱まったとの見方から、追加の利上げが行われて景気が落ち込むことへの懸念が和らぎました。

アメリカの長期金利が低下したことも投資家の間で安心材料となり、6日の東京市場でも半導体や自動車関連など幅広い銘柄に買い注文が集まりました。

日経平均株価は6日で4営業日連続の値上がりでこの間、2000円を超える大幅な上昇となっています。

市場では株価の回復傾向が見られるアメリカ市場の動向とともに今週、ピークを迎える国内企業の決算発表にも注目が集まっています。