プロ野球 FA宣言期間スタート 松井裕樹投手などの動向に注目

プロ野球でFA=フリーエージェントの権利を取得した選手が権利の行使を宣言できる期間が6日から始まります。海外FAの権利の行使を表明している楽天の松井裕樹投手などの動向に注目が集まります。

NPB=日本野球機構によりますと、フリーエージェントの権利を持っている選手は106人で、このうち新たに国内に限ったFA権を取得した選手は21人、海外を含めたFA権を取得したのは20人です。

このうち今シーズン、海外FAの権利を取得した楽天の抑え、松井裕樹投手は大リーグ移籍を目指して権利を行使する意向を明らかにしています。

松井投手はことし4月にプロ通算200セーブを史上最年少で達成し、今シーズン、2年連続でセーブ王のタイトルを獲得していて、動向が注目されます。

また、国内FAでは今シーズンリーグ2位の33セーブをあげたヤクルトの抑え 田口麗斗投手、日本ハムの先発陣の一角として7勝をあげた加藤貴之投手、リーグ3連覇を果たしたオリックスの山崎福也投手などが権利を行使するかどうか明らかにしておらず、注目が集まっています。

また、知人女性をめぐる一連の問題で球団から無期限の出場停止処分を受けた西武の山川穂高選手も国内FA権を取得していて、こちらも今後の動向が注目されます。

FA宣言できるのは今月14日までで宣言した選手は16日から所属球団を含めた各球団と交渉できます。